検討に役立つ様々な導入事例を
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開発の背景
試作品まで作ったJAVAベースのワークフローは結局あきらめることに。
「当初、ワークフローの開発はJAVAによって行われました。しかし、われわれ技術者がJAVAに不慣れでノウハウが少なかったこと、また、フロー制御を行うエンジン部分をいちから構築するには多大な時間が必要となり、開発が遅々としてはかどりませんでした。試作品まで作り上げたのですが、やはり完成まで程遠い状況。そんな中、弊社において『HITKOTの .NET化』というプロジェクトを進めていたこともあり、「それなら、.NET上で開発でき、簡単にワークフローが構築できるツールを利用すればいいじゃないか」と判断しました。そこでExchangeUSE ワークフローDeveloperによるワークフロー開発のスタートを切りました。」
第三システム部
ユーザの細かな注文にも変更がかけられる柔軟性
「ExchangeUSE ワークフローDeveloperを用いて、実際に作成したのは届出ワークフローのインターフェース画面です。全社的な人事・給与業務システム上の画面ですから、ユーザー側からの要望も細かく、既存デザインのインターフェースのままで良いというわけにはいきません。
ExchangeUSE ワークフローDeveloperは、その開発ソース(VisualStudio.net)が公開されていたため、ワークフローとして機能するエンジン部分の仕組みを再構築することなく、インターフェースの仕様をユーザーの要望に合わせて、短期間で作り上げることができました。多くの労力を必要とせず、時間もコストもかからず、自由度の高い開発が可能なことは、われわれ開発者には大きなメリットでした。」
開発を終えて
人事システムHITKOTの総合力を高めることができました
「ExchangeUSE ワークフローDeveloperのエンジンは、非常に安全性も信頼性も高く、開発者はインプット部分とアウトプット部分だけを見据え、開発に取り組めることもメリットでした。開発当初、いろいろ苦労もありましたが、ExchangeUSE ワークフローDeveloperを採用してからは大きな問題はまったくなく、ユーザインターフェースの向上だけに集中して取り組むことができました。この開発により、『HITKOT』はワークフロー機能も備えることができ、トータルソリューションとしての付加価値がさらに向上、弊社にとっても新たなビジネス・チャンスの拡大につながりました。」
プロジェクト部長
ExchangeUSE ワークフローDeveloperのご紹介
ExchangeUSE ワークフローDeveloperは、強力なワークフローエンジンを基盤とし、 入力インターフェースを自由に作成できるワークフローシステム構築用ツールです。公開されたソースを元に、130以上のクラスライブラリを利用して、イメージ通りのワークフローシステムを効率的に構築することが出来ます。
ワークフローインタフェースを制約なく自由に作成
ワークフローインターフェースは、公開されたサンプルソースを元に、Visual Studio .netで自由に作成することが出来ます。したがって、機能的な制約を意識することなく、独自のワークフローシステムが構築可能です。
システム管理ツールを準備
ワークフローシステムを運用するために必要なツールは、システム管理者向けメンテナンスツールとして準備されております。50名~20,000名まで幅広いユーザ規模・多彩な業務に適用できるメンテナンスツールです。
基幹業務システムとシームレスな連携
入力インターフェースがソース公開されているため、既存の業務システムからワークフロー画面を呼び出すことも可能です。 また、最終承認されたデータベースを利用することにより、アウトプットデータを他のシステムへ連携することも出来ます。